フジテレビの親会社に対し、大株主のアメリカの投資ファンドは新たな12人の取締役候補を提案します。
6月に開催されるフジ・メディア・ホールディングスの株主総会で、投資ファンド、ダルトン・インベストメンツは、▼SBIホールディングスの北尾吉孝社長に加え、▼STARTO ENTERTAINMENTの福田淳社長、▼元雑誌編集長の堤伸輔氏など12人を新たな取締役候補として提案します。
ダルトンからの2人も候補とする提案内容は、きょう付けでフジ側に送られます。
関係者は「第三者委員会の報告書などからフジの内部環境が想像以上に悪く、取締役会の過半数の提案となった」としています。
これまでもダルトンはフジ側のガバナンスを繰り返し批判していて、6月の株主総会に向け圧力を高めています。
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