アメリカの電気自動車大手テスラが中国で一部の車種の新規受注を停止していることがわかりました。アメリカのトランプ大統領による関税の引き上げが影響しているとみられています。

テスラの中国語のウェブサイトによりますと、セダンの「モデルS」とSUVの「モデルX」の2つの車種について、新車を新規に注文することができなくなっています。

2つの車種はアメリカのカリフォルニア工場で生産されていて、中国に輸出される際には今年に入り急激に引き上げられた関税が適用されることになります。

テスラは受注停止の理由を明らかにしていませんが、中国メディアはアメリカとの間で生じた関税の引き上げが「影響したとみられる」と報じています。

なお、中古車や、中国の上海市で生産されている車種については現在も注文が可能だということです。