福岡市は21日、西区内の保育所で下痢などの症状を訴える患者が集団発生したと発表した。検査の結果、一部の園児からはノロウイルスが検出された。重症者はいないという。
◆嘔吐や下痢11人、3人が「ノロ」
福岡市によると17日、0歳の女児が下痢の症状を訴えた。その後、20日までに累計で0歳から4歳までの園児10人と20代の職員1の計11人が嘔吐や下痢などの症状を訴えた。このうち、3人の園児からノロウイルスが検出された。重症者はいないという。
◆集団感染はすでに55件
市は原因を調査中で、園児らの健康調査や保育所への消毒などを指導している。福岡市内の保育所で確認された集団感染は今年4月からこれまでで55件に上っている。
◆秋はノロウイルスが流行する時期
秋はノロウイルスが流行する季節で、感染性胃腸炎の集団発生はノロウイルスが流行する秋に増える傾向がある。
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