西日本と東日本及び南西諸島では11日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意してください。

気象庁によりますと、西日本から東日本では11日にかけて、上空約5500メートルに氷点下21℃以下の寒気が流れ込み、また高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。

予想天気図 11日午前9時 気象庁

南西諸島では11日にかけて、東シナ海から日本の南にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。

このため、西日本と東日本及び南西諸島では大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。

■防災事項
西日本と東日本及び南西諸島では11日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので農作物や農業施設の管理にも注意してください。

衛星画像 10日午後4時 気象庁

次に3時間ごとの雨と風のシミュレーションを見ていきます。