有事を想定した避難計画について、「戦争準備」にあたるなどとして一部の県民から廃止を求める反発の声があがっています。

▼ガマフヤー 具志堅隆松さん「それは絶対に受け入れてはいけないです。そもそも帰ってこれるかすらも分からない」

有事の際に先島の住民などを避難させる国民保護計画に反対する市民団体は7日、沖縄防衛局の前に集まり、有事を想定した国民保護計画の廃止や長射程ミサイル配備などに抗議の声をあげました。

その後、伊藤晋哉局長と面談し、避難計画の廃止や長射程ミサイルの県内配備断念を求める要望書を手渡しました。

沖縄防衛局 伊藤晋哉 局長「有事に際して武力攻撃十分に先立って、住民の方々の迅速な避難時避難を実現するという、これ何よりも重要だと考えております」

遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんらは、有事を想定することを受け入れてはならないと迫りました。これに対して沖縄防衛局の伊藤局長は、避難計画の必要性を強調し、話し合いは平行線に終わりました。