北陸地方の上空にこの時期としては強い寒気が入り込んでいるとして、気象庁は6日、夜のはじめ頃にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと6日は日本海の低気圧からのびる気圧の谷が北陸地方を通過し、低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、北陸地方の上空約5500メートルには、氷点下24℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込んでいます。

このため、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達するでしょう。

■防災事項
北陸地方では、6日夜のはじめ頃にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。