JR四国は、今年度の事業計画を公表しました。経営基盤強化に取り組み6億円の経常利益を目指したいとしています。

JR四国は今年度(2025年度)、鉄道事業における収益拡大、構造改革の加速、非鉄道事業における最大限の収益拡大の3つの柱で経営基盤の強化に取り組むとしています。鉄道事業では、新アリーナの開業や大学開校による需要の取り込み、瀬戸内国際芸術祭などイベントにあわせた施策の展開などをあげています。

非鉄道事業では、高松オルネの運営力向上や不動産事業の推進などをあげ、こうした取り組みで、今年度は経常利益6億円を目指したいとしています。JR四国の四之宮和幸社長は「利用者が増える、収益を拡大できるまたとない年。2025年がゴールではない、2030年以降に向けての検討も進めたい」と話しています。