福島県いわき市の新常磐交通の男性運転手が運転免許証が失効したまま、路線バスを約2か月半にわたって運転していたことが分かりました。

新常磐交通によりますと男性運転手は、運転免許証の更新手続きを忘れ、2024年12月29日から3月14日までのべ48日間にわたり、免許が切れたまま路線バスを運転していたということです。

3月15日、本人が期限切れに気付いて申し出たことで発覚し、失効期間中に事故はなかったということです。

新常磐交通では、乗務前に対面で行う点呼などで見落としがあったことなどが原因とみています。

新常磐交通は「絶対にあってはならないことで心からお詫び申し上げます」などとコメントしていて、更新時期を確認する機材を導入するなどして再発防止に努めるということです。