プロ5年目で初の開幕1軍、そして1番ライトでスタメン起用された二俣翔一選手。

「早くシーズンが始まって欲しいという気持ちがあったので、絶対やってやろうという気持ちで臨みました」

静岡・磐田東高校から育成1位指名で入団

2020年秋の育成ドラフト1位指名。入団時の背番号は121で育成選手のキャッチャーでした。

同期の1位は栗林良吏投手、6位が矢野雅哉選手でした


「まずは1日でも早く支配下登録されて1軍のマツダスタジアムで活躍できるように頑張りますので応援よろしくお願いします」

これまで二俣が駆け上がってきた険しい階段。

1段目は「支配下登録」です。

内野手に転向した2年目はキャンプでMVPに選ばれるなど、アピールを続けた結果、オフに支配下契約を勝ち取ります。

しかし続く目標、「一軍」の階段は簡単には上れませんでした。


「3年目ですね、3年目の時に支配下登録になったのに1回も1軍出場がなく、育成でも入っているので『3年目で終わっちゃうんだろうな』というのはありました

しかし去年の開幕直後、思わぬ形でチャンスが巡ってきます。