中谷防衛大臣はアメリカのヘグセス国防長官と初めて対面で会談し、日米同盟の抑止力・対処力をさらに強化していくことを確認しました。
中谷元 防衛大臣
「ヘグセス国防長官とともに、それぞれの防衛力の強化、日米同盟の抑止力・対処力の取り組みについて、切迫感を持って進めていくという決意を確認いたしました」
会談で両氏は、日本とアメリカの防衛協力を一層強化していくことや、中国を念頭にした安全保障情勢についても意見を交わしました。
会談後、ヘグセス氏は、陸海空の自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」が新設されたことを受け、作戦調整能力を向上させるための部署を在日アメリカ軍に設置したと明かしました。
トランプ政権は同盟国に対して防衛費を増やすよう圧力をかけていますが、ヘグセス氏は今回の会談で、日本の防衛費に求める「具体的な数字は話し合っていない」と明らかにした上で「どのような能力が必要か、日本が正しい判断を行うと信じている」と話しました。
また、石破総理もヘグセス氏と面会し、「自由で開かれたインド太平洋を実現するため、日米関係を強固にすることは極めて重要だ」という考えを伝えました。
注目の記事
「“離脱して良かった”という声の方が多い」自公連立に“終止符”を打った会談の裏側と「高市総裁は総理になれるのか?」公明・斉藤代表に聞いた【news23】

敗者の脳は語る— マウス社会の「負けグセ」をつくるスイッチを発見! 脳から特定の部位を取り除くと…

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線
