2021年7月に静岡県熱海市で発生した土石流災害の背景を検証した静岡新聞の連載企画が2022年度の「新聞協会賞」に選ばれ、10月18日、山梨県で授賞式が行われました。
「新聞協会賞」を受賞したのは、静岡新聞の連載企画「残土の闇 警告・伊豆山」です。10月18日、山梨県富士吉田市で行われた日本新聞協会の新聞大会で授賞式が行われました。
<静岡新聞社 熱海土石流取材班 豊竹喬熱海支局長>
「不適切な盛り土による人災がこれ以上繰り返されないために、伊豆山の悲劇を忘れて欲しくない。今回の連載を機に、その想いと報道の輪がさらに広がることを願う」
「残土の闇」は、熱海土石流災害をめぐり、土砂が運び込まれたいきさつや発生当日の住民や行政の動き、遺族の苦しみなどを36回にわたって報じた連載企画で「災害の原因を究明し各地に潜む同様の危険性に警鐘を鳴らした」として高く評価されました。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









