中国の北京で、日系企業が販売する食材を中華料理にもっと広く使ってもらおうというイベントが開かれました。
北京の日本大使館できょう開かれたイベントには、中国に進出している日系の食品関連企業38社がブースを出展しました。
中国の食品業者やレストラン関係者ら数百人が訪れ、食材の紹介や調理方法の説明、商品を使った料理のコンテストなどが行われました。中国では最近、日本の酒や抹茶、卵を使った料理などへの関心が高くなっているということです。
料理店のオーナー
「卵や飲み物など、中華料理に使える食材がたくさんあります」
料理人
「(このイベントは)中国と日本の食文化の交流にとても役立つと思います」
去年、日本から海外への農林水産物と食品の輸出額が過去最高を記録するなか、中国への輸出額は日本産水産物の禁輸措置などの影響で、前の年と比べておよそ3割減りました。
北京フード会 木村誠 会長
「日本からの輸入はまだまだ解禁しきれていない部分もありますので、日本料理だけでなく、中華料理に販路が広がっていったらいいなと考えています」
日系の食品企業の団体は、今後もイベントなどを通して商品の認知度を高めていきたいとしています。
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