香川の地価=土地の価格が公表されました。地価公示は、国土交通省が調査した今年1月1日時点の土地の価格です。
香川県の平均変動率は商業地がプラス0.1%と、5年ぶりに上昇に転じました。住宅地はマイナス0.1%で5年連続で下がっていますが、下落幅は縮小しています。住宅地の価格が最も高かったのは、高松市番町3丁目で12年連続です。1平方メートルあたり29万5000円と去年より4.6%上昇し、変動率も1位です。
商業地の価格が最も高かったのは高松市磨屋町で20年連続です。1平方メートルあたり46万9000円で、変動率は3.3%でした。高松市では住宅地が2年連続、商業地は3年連続で上昇し都心回帰の動きが鮮明ですが、ほかの市町では下落に歯止めがかからない地点もあり、利便性の高い都市部と人口減少が進む地域との間で二極化が進んでいます。