ベラルーシで去年7月に拘束された日本人に対し、首都ミンスクの裁判所はスパイ活動罪で懲役7年の判決を言い渡しました。
ベラルーシ検察当局は17日、ミンスクの裁判所が、去年7月に拘束された元日本語講師の中西雅敏さんに対し、スパイ活動を行った罪で懲役7年などの判決を言い渡したと明らかにしました。
中西さんをめぐっては、国営テレビが去年9月、「東京から来たサムライの失敗」と題した特別番組で、中西さんが6年間にわたってウクライナとの国境地域にあるインフラや軍事施設などの写真、およそ9000枚を撮影したと主張。
この放送について、日本政府はベラルーシ側に抗議していました。
判決を受け、ベラルーシの日本大使館は「日本政府としては事案の発生以来、即時釈放の働きかけを含めベラルーシ側と意思の疎通を図っている。邦人保護の観点から引き続き適切に対応していく」とコメントしています。
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