その山林火災の被害を巡っては、大船渡市の渕上清市長が林業と水産業の再生への支援を求めた要望書を、農林水産副大臣に手渡しました。

17日は滝波宏文農林水産副大臣と、山本佐知子農林水産大臣政務官が大船渡市役所を訪れ、渕上市長が2人に要望書を提出しました。
要望書では、今回の火災でおよそ2900ヘクタールが焼失した山林の再生に向けて、災害復旧事業の期間延長などの柔軟な対応を求めたほか、施設が被災した水産業者に対する経済的な支援も要請しています。

渕上市長は「事業者が意欲をなくさないようスピード感を持った取り組みをお願いする」と話しました。