アサド政権が崩壊したシリアで不発弾が爆発し、16人が死亡しました。

民間の救助団体「ホワイトヘルメット」によりますと、シリア北西部ラタキアで15日、不発弾が爆発し、建物が倒壊しました。女性5人と子ども5人を含む16人が死亡、18人がけがをしたということです。

不発弾や地雷は各地に残されていて、「シリア人権監視団」によりますと、今年だけで275人の市民が死亡しています。

この日は14年前に内戦が始まった日で、去年12月にアサド政権が崩壊してからは初めてとなる節目の日でした。

首都ダマスカスではかつて政権軍が使用していたヘリコプターから花が撒かれ、市民らが平和を願っていました。