静岡県西伊豆町で、災害の発生を想定した訓練が行われ、高齢者らが避難所での生活を体験しました。

西伊豆町の大沢里地区で行われた訓練には、住民や町の職員、介護事業者などが参加しました。

ケアマネージャーとともに避難所に向かった高齢者は、手すりや階段の位置などを確認しながら歩きました。

避難所では実際に段ボールベッドに寝そべったり、仮設トイレに座ったりして災害時の生活を体験しました。

<西伊豆町防災アドバイザー 松山文紀さん>
「避難ルートを支援の方と一緒にその方のペースで歩いて、階段がどこにあるかとか、手すりがどこにあるかを確認しながら、ここの会場までたどり着いたというところの経験をしたのが大きかったと思う」

西伊豆町では他の地区でも支援が必要な人に対応した避難訓練を行う方針です。