中国軍で台湾を管轄する東部戦区の司令官が「外部勢力が中台関係に緊張をもたらすならば罰を与える」と述べ、アメリカなどを念頭に台湾問題に関与しないようけん制しました。
14日、北京で、中国が台湾への武力行使に法的根拠を与えた「反国家分裂法」の制定20年を記念した座談会が開かれ、中国共産党で序列3位の趙楽際全人代常務委員長らが出席しました。
中国共産党系メディア「人民日報」によりますと、座談会で、中国軍・東部戦区の林向陽司令官は「軍は近代化の歩みを加速し、実戦的な合同演習を全面的に強化してきた」と述べ、あらゆる脅威や挑戦に対処できるとする考えを示しました。
そのうえで、「外部勢力が中台関係に緊張をもたらすならば、あらゆる必要な措置を講じて阻止し罰を与える」と主張したということです。
こうした発言の背景には、台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性を強調する日本やアメリカをけん制する狙いがあります。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
