30年あまりにわたり視覚に障害があるこどもたちが楽しめる本「さわる絵本」などを制作した女性に沖縄盲学校から感謝状が贈られました。感謝状が贈られたのは県視覚障害者福祉協会点字図書館のボランティア西園朝香さんです。

西園さんは布や皮など様々な素材を使い触った感覚で絵を想像できる「さわる絵本」と既存の本の文字を拡大して読みやすくする「拡大写本」の制作に30年以上携わり100冊あまりの本を沖縄盲学校に寄贈しました。

▼小学部4年 山内曖芦さん「30年間さわる絵本をつくってくださりありがとうございます」

▼西園朝香さん「どうもありがとう。曖芦ちゃんも元気で頑張ってね」

贈呈式では児童から西園さんに感謝の手紙が贈られ、新垣ゆかり校長から感謝状が手渡されました。

▼西園朝香さん「こういうボランティアがあるっていうのを皆さんに知っていただいて多くの方に携わっていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします」

西園さんは充実した30年だったと振り返り、「みんなで協力しながらつくるので初心者の方も安心して挑戦してほしい」と述べ絵本作りのボランティアへの参加を呼びかけました。