香川県の事業が適切に行われたかどうかを第三者がチェックする包括外部監査の結果がまとまり、報告書が提出されました。

けさ(12日)、包括外部監査を担当する公認会計士から、香川県の池田知事に報告書が手渡されました。監査の結果、農業振興に関する昨年度の取り組みから選んだ30の事業のうち、29事業に改善を求める「意見」がつけられました。

複数の事業で成果を把握するための目標値が定められていなかったほか、都内のアンテナショップの収支が継続してマイナスとなっている、またグリーンツーリズム事業と県の観光事業との連携が不十分であるなどと指摘されています。

これを受けて池田知事は、「ひとつひとつ適切な対応をしていきたい」と話しました。