きょうは今年の春闘で大企業が労働組合に対して賃上げなどの回答を一斉に行う「集中回答日」です。去年につづき、大企業からは「満額」回答が相次いでいます。中継です。
1時間ほど前から、会社側の回答が集まりだしていますが、なかには組合の要求以上の回答をする会社もあります。
先ほど、▼NECは5%のベースアップ要求を満額で回答。月額1万7000円の引き上げで、去年を上回り、過去最高の水準です。▼三菱ケミカルは4%のベアアップ要求に対し、それを上回る4.8%の引き上げを回答しました。
また、▼トヨタ自動車も先ほど、5年連続での満額回答を明らかにしました。
トヨタ自動車 総務・人事本部 東崇徳 本部長
「賃金、賞与について、総額は要求通り満額回答でございます。ただし、賃金、賞与ともに、より一人一人の力を引き出す配分をするようにこれから労使で回答の配分について議論をする」
一方、今年の春闘で焦点となるのが、大企業と中小企業の“賃上げ格差”の是正です。
去年の賃上げ率は、▼大企業は5%台だったのに対し、中小企業は3%台にとどまりました。
今年、労働団体の連合は全体では5%以上、中小企業に限ってはさらに高い6%以上を要求しています。
コメや野菜などが歴史的な高値となるなか、去年1年の実質賃金は3年連続のマイナスとなりました。
働く人全体の賃金を引き上げ、消費マインドを改善できるのか。春闘は景気浮揚にもつながる天王山を迎えています。
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