子どもたちが性や妊娠に関する正しい知識を身に付けました。
妊娠や出産のことを考えながら自分たちの健康と向き合う「プレコンセプションケア」の授業が宮崎県小林市の中学校で行われました。
この授業は、宮崎総合学院が運営している小林看護医療専門学校が開いたもので、11日は、小林市の須木中学校の全校生徒およそ20人が参加しました。
授業のテーマは、将来の妊娠を考えながら自分たちの生活や健康と向き合う「プレコンセプションケア」。
授業では、専門学校の生徒5人が県内は人工中絶率が全国ワースト1位であることや、性感染症「梅毒」の感染者数が増加しているなど、性に関する実情を説明しました。
また、生徒たちに正しい知識を身につけ自分たちの健康と向き合うことが大切だと伝えました。
(専門学校の生徒)
「現在の生活を整えていくことは将来の健康な妊娠、出産につながる。自分たちができることを今のうちから実践してもらえるとうれしい」
そして、最後に生徒たちは健康な体を作るために必要なことを話し合いました。
(参加した中学生)
「思春期だからこそ、こういう正しい知識を覚えて、将来、間違った方向にいかないようにすることが大事だと思った」
「難しいことかなと思ったら、意外といつでもできる当たり前のことを学ばせてもらったので、今後もやっていきたい」
生徒たちは、性や妊娠について理解を深めていました。
注目の記事
「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
