子どもたちが性や妊娠に関する正しい知識を身に付けました。
妊娠や出産のことを考えながら自分たちの健康と向き合う「プレコンセプションケア」の授業が宮崎県小林市の中学校で行われました。
この授業は、宮崎総合学院が運営している小林看護医療専門学校が開いたもので、11日は、小林市の須木中学校の全校生徒およそ20人が参加しました。
授業のテーマは、将来の妊娠を考えながら自分たちの生活や健康と向き合う「プレコンセプションケア」。
授業では、専門学校の生徒5人が県内は人工中絶率が全国ワースト1位であることや、性感染症「梅毒」の感染者数が増加しているなど、性に関する実情を説明しました。
また、生徒たちに正しい知識を身につけ自分たちの健康と向き合うことが大切だと伝えました。
(専門学校の生徒)
「現在の生活を整えていくことは将来の健康な妊娠、出産につながる。自分たちができることを今のうちから実践してもらえるとうれしい」
そして、最後に生徒たちは健康な体を作るために必要なことを話し合いました。
(参加した中学生)
「思春期だからこそ、こういう正しい知識を覚えて、将来、間違った方向にいかないようにすることが大事だと思った」
「難しいことかなと思ったら、意外といつでもできる当たり前のことを学ばせてもらったので、今後もやっていきたい」
生徒たちは、性や妊娠について理解を深めていました。
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