アメリカのトランプ大統領は、カナダがアメリカから輸入する乳製品と木材に不当に高い関税をかけているとして、同じ税率の「相互関税」をかける考えを示しました。

トランプ氏は「カナダは乳製品と木材の関税で、何年も我々からむしりとってきた」と不満を表明。「カナダが関税を引き下げなければ、まったく同じ関税を課す」としたうえで、早ければ7日中に関税を課す可能性があると説明しました。

トランプ政権は4日にカナダへの25%の関税を発動した一方、6日には幅広い品目を対象外とすることを決めていて、方針が二転三転しています。