中学生がカードゲームで様々な職業について学ぶ「キャリア教育」の出前授業が、香川県高松市の中学校で行われました。

「カードゲーム」に取り組んだのは高松市の大手前高松中学の2年生約70人です。総合人材サービスのマイナビなどが中学生に将来に備え、職業選択の視野を拡げてもらおうと行いました。

ゲームは人口減少に悩む架空の都市で様々な業種を連携させて町の活性化に取り組むもので、生徒たちはゲームを通じて様々な職業について学びました。
(生徒)
「介護が必要な人に補助金が出る制度が整えられたということは、介護福祉系のカードがある人がいいんちゃうん」

(生徒)
「自分が知らない仕事とか、聞いたことがないような仕事とかをたくさん知る機会になってよかったかなと思います」

(マイナビ 佐々木康人香川支社長)
「キャリアを考えるということは、それぞれの未来を考えていくということにつながっていくと思っています。広い視点で自分の可能性を考えてもらうということができるようになるといいなというふうに思っております」

大学1・2年でキャリアの方向性を決めている学生のうち7割以上が、中高生で進路を意識しているということで、マイナビではこの授業を来年度、47都道府県60の中学校で実施したいとしています。