山口県の2月定例県議会の一般質問で村岡嗣政県知事は美祢市のMine秋吉台ジオパークがユネスコ世界ジオパークに認定されるよう、力を入れていくとしました。

村岡嗣政・知事
「Mine秋吉台ジオパークが世界的に価値あるものと認められ、それを国内外からの誘客拡大など美祢地域、そして本県のさらなる発展の起爆剤となるよう、ユネスコ世界認定の実現に向けて、積極的に取り組んでまいります」

自民党の中本喜弘議員の質問に答えました。

Mine秋吉台ジオパークは、およそ3億5000万年前に誕生し、日本最大級のカルスト台地や秋芳洞をはじめとする豊かな自然景観が特徴のエリアです。

去年10月には、ユネスコ世界ジオパークの認定に向けた国内推薦が決まりました。

新年度は、ユネスコ審査員による現地審査が行われる予定で、非常に重要な時期となると想定され県は当初予算案に支援する新規事業を盛り込んでいます。

村岡知事は、現地審査における経費負担への支援、山口宇部空港でのPRブースの設置など様々な取り組みを支援していく考えを述べました。