フランスのマクロン大統領がテレビ演説を行い、「フランスの核兵器による抑止力をヨーロッパの同盟国にも拡大することについて、議論を始める」と明らかにしました。

フランスのマクロン大統領は日本時間の6日午前4時からテレビ演説を行い、ロシアはヨーロッパ全体の脅威だと指摘し、「フランスの核兵器による抑止力をヨーロッパの同盟国にも拡大することについて、議論を始める」と明らかにしました。

マクロン大統領
「私たちの核抑止力は私たちを守っています。核の抑止力によって同盟国を保護することについて、戦略的な議論を開始することを決定した」

マクロン大統領は、核兵器の使用に関する最終的な決定はフランス大統領のみが判断するとしています。

また、「アメリカが味方であり続けると信じたいが、そうでなくなった場合についても備える必要がある」とも指摘しています。