「歩行者優先守るけんかがわ県」がスローガンです。来年度の交通安全対策を話し合う会議が、香川県警で開かれました。

香川県交通安全県民会議には、池田知事や岡本県警本部長のほか、関係機関から約70人が出席しました。香川県の昨年の交通事故死者は31人と最も少なくなっていますが人口10万人あたりでは全国ワースト11位となっています。

高齢の死者の割合の高さや、信号機のない横断歩道での車の一時停止率の低さ、自転車のヘルメットと車の後部座席のシートベルト着用率の低さなどが課題となっています。そのため来年度は、高齢者の事故防止、横断歩道の歩行者優先、自転車のヘルメットと車のシートベルトの全席での着用など、5つの項目に力を入れることを確認しました。