旬の話題をお届けする「こおりやま発!旬感ライブ」。福島県郡山市に新しくオープンしたフランス料理店では、地元特産の鯉を使った料理も味わえます。
9月28日にオープンした「郡山フランス料理研究所Recettes(ルセット)」。「ルセット」とはフランス語で「レシピ」を意味しています。
郡山フランス料理研究所Recettes・國岡弘益オーナーシェフ「日々同じ料理を作っていく中で、常に探究心を持って取り組みなさいと、自分に言い聞かせるためにこういう名前にしました。」
二本松市出身で、オーナーシェフの國岡弘益さん(48)。調理学校を卒業した後は、2年間フランスで修行を積みました。
日本に戻ると、東京の人気フレンチレストランで料理を提供してきたほか、県内や宮城などで結婚式場の料理長も務めました。
國岡オーナーシェフ「今までのフランス料理人生の集大成でもありますが、これからいろんなお客様に来ていただく中で、この店をお客様と一緒に育てていきたい」
赤を基調とした店内には、11のカウンター席が並び、多くのお客さんが訪れていました。
初めて来店した郡山市民「お料理もすごくおいしくて、ワインも豊富だしすごく満足です。」
初めて来店した郡山市民「人生日々勉強だと思っているので、やっぱり素晴らしいなと。料理に対する取り組み方が素晴らしいなと思って。」
カウンター席以外に個室もあるこちらのお店では、こんな楽しみ方もあるんです。
安部アナ「どんな席になるんですか?」
國岡オーナーシェフ「シェフズテーブルと言いまして、シェフ、僕に一番近い席です。」
ここでは、料理の仕上げを間近で見ることができるほか、どんな食材を使っているかなど、シェフと気軽に会話を楽しむことができます。
國岡オーナーシェフ「思いも伝えないと、食べる側も作る側も、さらに伝わればもっと良い料理になるんじゃないかと。」
こちらはお店一番のオススメ料理です。ふんだんに使われている野菜や魚、卵はすべて県内産です。
安部アナ「野菜のうまみとサーモンマリネが絡み合って、とろけます。おいしいです。」
また、生産量全国1位の郡山産鯉を使ったメニューも味わえます。鯉の頭や中骨など、一般的には捨てられてしまう部分も使い、ソースにして提供しています。國岡さんは、郡山の鯉を余すことなく一皿に還元し、料理として提供することで「生産者の思い」を伝えたいと話します。
安部アナ「ソースに鯉のうまみが凝縮されていておいしい。」
國岡オーナーシェフ「フランス料理って敷居が高いイメージがあると思うのですが、女性一人でも気軽に立ち寄れる店を目指してオープンしました。気軽に足を運んでいただけたらと思います。」
寒くなるこれからの季節にはオニオングラタンスープや和牛ほほ肉の赤ワイン煮などもおすすめだということです。お店の営業時間は午後6時から午前0時まで、定休日は日曜日です。
注目の記事
博多名物「ゴマサバ」提供やめる店も 寄生虫アニサキス急増 背景に”海水温の上昇””海流の変化”か

なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると

「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台
