中国政府は、アメリカからの農産物に最大15%の関税を課すと発表しました。トランプ大統領が中国への追加関税を20%に引き上げる大統領令に署名したことに対する報復措置です。
中国政府は4日、アメリカからの農産物などに対し最大15%の関税を課すと発表しました。
具体的には▼鶏肉や小麦、トウモロコシ、綿花に対して15%の関税を、▼大豆、豚肉、牛肉、水産物、果物、野菜、乳製品などに10%の関税を課すとしています。
これらの措置は今月10日から発動するということです。
トランプ氏は3日、中国への追加関税を20%に引き上げる大統領令に署名していて、それに対する報復措置とみられます。
また、中国の商務省は「アメリカ側の措置はWTOのルールを侵害し、中国とアメリカの経済・貿易協力の基礎を損なうものである」として、WTOに改めて提訴したと発表したほか、アメリカの軍事関連企業など15社に対してレアアースの輸出を禁止する措置もとるとしています。
先月、アメリカが中国に対して10%の追加関税を課したことに反発し、中国はすでにアメリカ製品の一部に最大15%の関税を課していて、報復合戦がエスカレートすることへの懸念が強まっています。
注目の記事
「蒸発したい」避難所で漏れた本音…住まい見つからず3か月 “みなし仮設入居の差” に弁護士から異論も

浸水していく車で泣く女の子・・・記録的大雨で流された家族4人を発見 全員をロープで救った緊迫の一部始終 熊本県天草市

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

「今夜(13日)日本でオーロラは?」太陽フレアの影響 いっぽう通信障害の心配も GPSの精度が下がる?

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために









