海上自衛隊の護衛艦が先月上旬に台湾海峡を単独で通過していたことが分かりました。
政府関係者によりますと、台湾海峡を通過したのは海上自衛隊の護衛艦「あきづき」で、日本の護衛艦が台湾海峡を単独で通過したのは初めてだということです。
「あきづき」は、台湾海峡を北から南に通過したのち、南シナ海でアメリカ、フィリピン、オーストラリアとの共同訓練に参加。その後、フィリピンの海域でアメリカ、フランスとの共同訓練に参加していました。
台湾海峡はアメリカなどが「船が自由に行き来ができるどの領海にも属さない国際水域」としていますが、中国は真っ向からこの主張を否定しています。
今回の「あきづき」の通過は、日本や台湾周辺で軍事圧力を強める中国をけん制する狙いがあるとみられます。
海自の護衛艦による台湾海峡の通過をめぐっては、去年9月に護衛艦「さざなみ」がオーストラリアとニュージーランドの海軍艦とともに通過した際、中国は「越えてはならないレッドラインだ」と反発し日本側に抗議しています。
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