日本最大手の造船会社「今治造船」の主力工場の一つ、丸亀事業本部の新社屋が完成し記念の式典が行われました。コンセプトは人への投資です。

香川県丸亀市にある、今治造船丸亀事業本部の新しい社屋です。

きのう(3月1日)、檜垣社長らがテープカットして完成を祝いました。

現在の社屋が建築から約50年が経ち老朽化したことなどを受け整備されたもので、2階建ての新社屋はオフィスとラウンジの2棟に分かれています。

設計には若手社員の意見も取り入れられました。

(今治造船 生産管理グループ 今井裕士さん)
「今ある事務所より働きやすい、過ごしやすい環境を目指して」

(今治造船 生産管理グループ 中村由可莉さん)
「女性も使いやすい設備になったんじゃないか」

ラウンジ棟には、休憩時間にくつろげるよう、自然のぬくもりが感じられる木材が使われています。

(今治造船 檜垣幸人社長)
「ただ休んでもらうのではなく、その中で発想を転換してほしいなと。現状を変えていくような新しい発想を生み出してもらって、それにぜひチャレンジしていってほしい」
新社屋は、4月までには運用が始まる予定です。