大船渡市の山林火災が続く中、市内の介護福祉施設では避難が続く市民を支援しようと、避難所におにぎりを送る活動を行っています。

27日、大船渡市盛町の「蔵ハウス大船渡」では職員や地域の住民など、22人が集まりコメ30キロ、おにぎり250人分を握ったあと、ひとつひとつをパックに詰めていきました。

この施設は14年前に発生した東日本大震災で各地から支援を受けたことから今回の山林火災で地域への恩返しとして、この活動を始めました。
(蔵ハウス大船渡 小笠原登志江総合施設長)
「地域の皆さんからいろいろ助けをいただいたので日頃の感謝とか今度は私たちが
みなさんを応援する番だと始めた空き時間で少しでもほっとするような感じで食べてもらえればと優しく握っていた」
その後、おにぎりは市内の各避難所に届けられました。

この施設では28日も200人分のおにぎりやいなり寿司を作り、避難所に送ったということです。