ちりめんで作られた「つるしびな」。子どもたちの健やかな成長を願い、今年も福島市の古民家で展示が始まりました。
すやすやと眠るお雛さまに、飛躍の意味が込められた、かわいらしいうさぎ。
佐藤玲奈アナウンサー「子どもたちの健やかな成長を願ってつくられる、このつるし雛飾り。色鮮やかな美しさに心奪われます。」
27日から福島市の旧佐久間邸で始まった、つるしびなの展示会。地元の愛好会のメンバー40人が一年かけてつくった約2500点のつるし雛が展示されています。
つるし雛のほかに、今年は、干支にちなんだへびの飾りや、苦労をしないようにとの願いが込められたフクロウの飾りも登場しました。

初日から多くの人が訪れ、その愛くるしさに心を和ませていました。
訪れた人「子どもたちのこと、孫のことを考えながら、元気に育ってくれればいいななんて思いながら見させていただいてます」
つるしびな作家・須田美起子さん「一番は子どもに見ていただきたい。お母ちゃんおばあちゃんにも見ていただいて、楽しんでいただければいい」
つるしびな展示会は、3月3日のひな祭りまで行われます。
