秋篠宮さまがタイの国立大学の名誉学位の授与式に出席するため、きょう(26日)未明に日本を出発し、タイに到着されました。

秋篠宮さまは、25日午後11時半すぎ、羽田空港に到着し、宮内庁職員や空港関係者の見送りを受け、26日未明、民間機で出国されました。そして、およそ6時間半後、タイに到着されました。

今回のタイ訪問は私的旅行にあたり、秋篠宮さまはタイ北部のピサヌロークにある国立ナレースワン大学から授与される「畜産学」の名誉学位の授与式に出席されます。大学では農学部の研究の展示を見るほか、チャータウィー民俗博物館も視察されます。

ナレースワン大学は、秋篠宮さまのニワトリや魚類の系統や形態学の発展に焦点を当てた学術研究を評価し、2019年に秋篠宮さまに「畜産学」の名誉博士号を授与することを決定していましたが、コロナの感染拡大で授与式が延期されていました。

宮内庁によりますと、秋篠宮さまはこれまでにタイの大学から農学や水産生物学など11の名誉博士号を授与されていて、今回で12となります。秋篠宮さまは、このすべての名誉博士号の授与式に出席されているということです。