宮崎国際音楽祭の創設に尽力したバイオリニストの徳永二男さんに、宮崎県の県民栄誉賞が贈られました。
県外出身者に授与されるのは2人目です。

県職員たちに大きな拍手で出迎えられたのは、バイオリニストの徳永二男さんです。

このあと、県庁の講堂で県民栄誉賞の授与式が行われ、河野知事から徳永さんに賞状と記念品のトロフィーが贈られました。

徳永さんは、宮崎国際音楽祭の創設に尽力し、総合プロデューサーや音楽監督としてアジアを代表する音楽祭に育て上げたほか、県内各地で地域住民が音楽に親しむ機会をつくるなどしました。

県外出身者に県民栄誉賞が授与されるのは、アイザック・スターンさんに続いて2人目です。

(バイオリニスト 徳永二男さん)
「身に余るすばらしい賞をいただいた。僕は県民ではないんですが、(宮崎は)人柄もすばらしいし、食事もおいしいし、すばらしい29年間を過ごさせていただきました。ありがとうございました」

県民栄誉賞を受賞したのは、これで13人・3団体となりました。