1月31日に空洞が見つかり、通行止めとなっていた熊本城内の通路は安全確認が終わり、きょう(2月22日)から通れるようになりました。

記者「先月31日から通行止めとなっていたこの通路は きょうから通れるようになり観光客が行き来しています」

通行できるようになったのは、熊本城の二の丸と西大手門(にしおおてもん)の間の通路です。

この通路では1月31日、直径約30センチ、深さが最大2.5メートルの空洞が見つかりました。

約50年前に行った石垣工事の盛り土が緩んだことが原因とみられ、市は2月13日に空洞の埋め戻し作業を行い、2月19日にはレーダーを使って他に空洞や緩みがないかを調査していました。

市によりますと 調査の結果、5か所で何らかの反応が見られたものの、「歩行者の通行には支障がない」と判断したということです。

これに伴い、土・日・祝日の熊本城北口からの入園も再開されています。