盛岡市は21日、市内の2つの教育・保育施設で感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。利用者と職員の計59人に症状がありましたが、いずれも回復または回復傾向だということです。

市によりますと、市内の利用者と職員合わせて150人以上が在籍する教育・保育施設で、2月7日から17日までに利用者16人と職員1人の計17人に嘔吐や下痢などの症状がありました。
また、利用者と職員合わせて250人以上が在籍する教育・保育施設で、あ2月7日から18日までに利用者40人と職員2人の計42人に嘔吐や下痢などの症状がありました。症状のあった1人が医療機関を受診したところ、ノロウイルスが検出されたということです。
どちらの施設とも症状のある人はいずれも回復または回復傾向にあるということです。
2024年度に盛岡市内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は22件(岩手県内は53件)となりました。去年の同じ時期は33件(岩手県内は69件)でした。