岩手県は20日、奥州保健所管内の教育・保育施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。園児と職員の計11人に症状がありましたが重症の人がいたとの報告はなく、いずれも回復傾向にあるということです。

県によりますと、奥州保健所管内の園児80人と職員30人が在籍する教育・保育施設で、2月18日から20日にかけて園児10人と職員1人の計11人に嘔吐や下痢などの症状がありました。検査の結果、症状のあった1人からノロウイルスが検出されました。重症者はなく、いずれも回復傾向にあるということです。
2024年度に岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は51件となりました。去年の同じ時期は68件でした。