小型車が主力のスズキは、今後6年間で研究開発と設備投資に4兆円を投入し、力を入れるインド市場でのシェアを現在の4割から5割に引き上げるとする中期経営計画を発表しました。
スズキ 鈴木俊宏 社長
「2025年は全てのスズキの社員にとって、鈴木修相談役がいない初めての年を経験します。経営の原則に従い、これからも進化し続けます」
スズキはきょう発表した6年間の中期経営計画で、2023年度の実績で▼5.4兆円だった売上高を8兆円に、▼8.7%だった営業利益率を10%に引き上げるとしています。
なかでも、最も力を入れているインド市場では、年間生産台数400万台を目指し、シェア42%から50%へ引き上げるとしています。
これにむけて、6年間で研究開発と設備投資に4兆円の巨額を投じる方針です。
一方、来年度から本格展開するEVについては…
スズキ 鈴木俊宏 社長
「欧州をはじめとして、BEVの販売状況がおもわしくないということ、いろんな新技術が普及するためにはお客様に受け入れられないと伸びない、インセンティブで作られた市場では成り立っていかない」
ヨーロッパで展開する車種のうち、EVは2030年度までに80%にする計画でしたが、その比率を45%まで引き下げています。
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