香川県でこの春高校卒業予定の人の就職内定率は、前の年の同じ時期と比べて0.7ポイント低い一方、大学卒業予定者は2.8ポイント高くなっています。

香川労働局のまとめによりますと、昨年12月末現在での高校卒業予定者の就職内定率は92.5%で、前の年と比べて0.7ポイント下がりました。一方、大学卒業予定者の就職内定率は78.1%と2.8ポイント上がっています。

要因について労働局は、高校生は現時点で進学か就職か決めかねているなどとし、大学生は人手不足から企業の採用意欲が高まっているなどと分析しています。

3月末の就職率については、高卒で約99%、大卒で約95%と、いずれも例年並みの水準になると予想されています。