JA菊池で、贈答用の特別なイチゴの出荷が最盛期を迎えています。
まだ夜明け前の熊本県合志市のビニールハウスでは、井村裕二郎(いむら ゆうじろう)さんと智美(ともみ)さん夫妻が、ヘッドライトの明かりを頼りにイチゴを収穫していました。

収穫されているのは「ひのしずく」という品種です。ひのしずくは、もともと大粒のイチゴですが、JA菊池イチゴ部会ではその中でも色艶や甘さ、大きさを兼ね備えたものを特製の黒い箱に丁寧に詰めて出荷しています。
通常は一粒20グラムから50グラムほどですが、中には100グラムを超えるものも。栽培時の摘花と「糖蜜」という肥料を使うことで、この大きさが出来上がるといいます。

JA菊池イチゴ部会では3月いっぱいまで、関東や関西、台湾などに向けて2500箱を出荷する見込みということです。














