2月16日(日)に開催された「熊本城マラソン2025」。熊日30キロロードレースは、男女そろって地元勢の優勝に沸きました。
お互いに「強敵」高校時代から競ってきた地元出身ランナーの戦い
序盤にレースを引っ張ったのは開新高校出身、中央大学4年の園木大斗(そのき だいと)。

同じ熊本市出身で「強敵」と話す青山学院大学4年の鶴川正也(つるかわ まさや)を念頭に置いてのレースでした。
実況「園木としては1キロ3分ペースを刻んでいくことを公言していますので、ペースメーカーにはなって欲しくないですよね?」
解説 青学大・原晋監督「ただ、鶴川という存在が逆にペースが上がらないというのが、実は集団心理の中にあるんですよね」
その後次第に先頭集団は絞られていき、24km過ぎでは、連続するアップダウンの中でコニカミノルタの米満怜(よねみつ れん)がロングスパート。

青山学院の鶴川が反応して一騎打ちに…残り1kmを切り表情がゆがむ米満に、鶴川が揺さぶりをかけます。
青山学院大学4年 鶴川正也選手(22)「僕の余裕度を見せたくて。(自分は)顔色をうかがわれるのがけっこう嫌いで。(相手の方が)余裕があったら”負けるかも”と弱気な気持ちになる」
「相手の選手をメンタルから追い込んでいくという自分の最後の武器を出すための準備をした」















