■MLBワシントン・ナショナルズ(日本時間16日、フロリダ州ウエストパームビーチ)
ナショナルズに移籍した小笠原慎之介(27、前中日)が自身キャンプ2日目の練習に参加した。
ビザ取得が遅れた影響で、前日に合流した小笠原はさっそくブルペンで40球を投げてアピール。この日はグループの全体練習となり、ピッチャーゴロの処理、ファーストカバー、バント処理といった守備練習を行った。「良い緊張感でやれました。なんか2016年のドラゴンズ1年目みたいな感じで」と新鮮な気持ちで過ごしているという。
昨日と同様にJ.アービン投手(27)とキャッチボールを行った小笠原は「昨日はたぶん気をつかって投げてくれてたんですけど、今日はなんかもう“2日目だから良いでしょ”みたいな感じで普通に投げてきて。やっぱりこっちの人のボールってすごく動くんで、まあ独特だなあとは思います」と大きく動く球質に刺激を受けたと話した。
練習時間(この日は2時間弱)も含め環境の違いについては「やっぱあの、広さが違うんで。なんか効率良くやれているというか。(時間は)短いですけど、すごく濃い練習をさせてもらっているなと思います」と日本との違いを肌で感じているようだ。
「来週ライブBP(打者相手の実戦形式での投球練習)に入ると思うんで、そこに向けてしっかり」と実戦でのアピールを誓う。また初日はズボンの裾は上げていたが、この日は下げて練習。「今日は白のパンツだったんで気分転換で。ブルペンも入らないですし、ちょっとロングを試してみようかなと思って。試合になったら上げると思いますけど」と笑顔をみせ、いろいろ試していきたいと話した。














