2月14日、江藤農林水産大臣が備蓄米の放出計画を発表しました。備蓄米は全体で100万トン程度あり、約21万トンを市場に放出する考えです。コメの価格高騰を受けて決定した備蓄米の放出。小売りの現場でコメの価格は変わるのでしょうか。
スーパー・販売店に聞く「今後の見通し」
2月14日、熊本・中央区のスーパーに並ぶコメの税抜き価格は「10キロ6999円」。去年の倍近い価格です。
買い物客「すごく高いですね」買い物客「私、カレー屋やっているんですけど如実に影響が出ています」
備蓄米の放出で価格は変わるのでしょうか?

みやはら 営業本部長 橋本憲明さん「価格がそこまで下がることはないと予想しています」
橋本さんは、備蓄米は放出した分いずれ返す必要があるいわば『前借り』で、そのためすぐに状況は変わらないと見通します。
橋本さん「生産量が今後増えていくと思いますので、価格は今よりも安定していくのではないかと捉えています。安定するのは秋以降、来年かという感じですね」
このスーパーは格安弁当が人気ですが、コメの値上がりの影響を受け価格維持のため知恵を絞る日々です。

一方、コメの販売店では・・・。