財務省は、関税局の職員が不正薬物の密輸入事件の容疑者などあわせて187人の個人情報が書かれた文書を紛失したと明らかにしました。
財務省によりますと、関税局の職員は今月6日、横浜税関で関税法違反に関して調査した行政文書を受け取った後、夜に横浜市内の飲食店で酒を飲んだということです。その後、職員は、7日午前0時ごろに帰宅途中の駅で下車した際に、文書や業務用のパソコンが入った鞄をなくしたことに気づきました。
紛失した文書には、不正薬物の密輸入事件の容疑者などあわせて187人の住所や氏名といった個人情報が記載されていたほか、業務用のパソコンには、職員自身と部下の個人情報が含まれていました。
紛失した文書やパソコンはまだ見つかっておらず、財務省は「税関行政に対する国民の皆様の信頼を大きく損なうものであり、深くお詫び申し上げます」「事態を重く受け止め、再発防止に徹底的に取り組む」とコメントしています。
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