高校生が議会の仕組みを学びました。
宮崎県小林市では、市議会の議場を使い、高校生による模擬議会が行われました。

これは、地域の課題を政治に反映させる議会の仕組みについて高校生に学んでもらおうと、小林市議会が初めて企画したもので、市内3つの高校からあわせて17人の生徒が参加しました。

模擬議会では一般質問を行い、議員役の生徒がごみの分別の緩和や空き家の活用などについて質問しました。

(議員役の生徒の質問)
「年々増え続けている空き家を勉強スペースに活用することで、友達と交流を図りながら勉強ができ、学習効果を向上することができると思う」

(生徒)
「いい経験をさせてもらって、ありがたい気持ち。今後の日本を作っていくのは、僕たちなので、みんな(政治に)関心を持って自分事だと思っていたほうがいいと思う」

小林市議会はこうした取り組みを通して、若者の政治参加を促したいとしています。