住宅ローンの固定金利などに影響を与える長期金利が、およそ14年ぶりの高い水準をつけました。長期金利の上昇で、みずほ銀行は企業への貸出金利を6か月続けて引き上げます。
きょうの債券市場では、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りが1.320%に上昇しました。2011年4月以来、13年10か月ぶりの高い水準です。
きっかけとなったのは、先週末に発表されたアメリカの雇用統計です。失業率が改善したほか、賃金の伸びが市場予想を上回り、FRBが追加利下げする時期が遅れるとの見方が拡大。アメリカの長期金利上昇につられて、日本の長期金利も上がりました。
金利上昇の流れを受け、みずほ銀行は、企業に1年以上貸し出す場合の指標となる「長期プライムレート」を12日から0.20%引き上げて、年2.20%にすると発表しました。引き上げは6か月連続で、2009年4月以来の水準です。
注目の記事
ノースサファリサッポロが閉園 無許可開発問題で20年の歴史に幕を下ろす 延べ200万人が利用…いまだ300以上の動物の移動先に課題

【台風情報 今年は例年と違う10月か?】フィリピンの東に「怪しい雲の塊」 あさって(10月2日)にも台風のたまご「熱帯低気圧」発生へ【9月30日~10月16日までの16日間天気シミュレーション 気象庁 今後の進路は?30日午後8時現在】

『ヒアリ』県内初確認 刺されると最悪“死に至る”ことも 新潟東港西ふ頭のコンテナターミナル 新潟県

「年齢のせいだなと思わないほうがいい」高齢者の7人に1人が“認知症予備軍”?! 早期発見へ見逃せない“サイン”

ブザンソン優勝の指揮者・米田覚士さん “藤井風さんとピアノ遊び”の高校時代「お互いに刺激しあってるところはあった」【岡山城東高校の先輩後輩】

「生理が止まった」「電車の中で倒れた」「気づいたら減っている」糖尿病の治療薬でダイエット 使用した女性たちに起きた変化 専門家は危険性指摘
