山口県山口市阿知須で毎年行われているひなもんまつりが始まりました。

訪れた人は雪景色のなか色鮮やかなひなもんを楽しみました。

「ひなもん」は、福岡県柳川市の「さげもん」に習って30年以上前に地元の主婦らが始めた独自の「つるし飾り」です。

「ひなもんまつり」はことしで21回目。

「居蔵造り」といわれる白壁の通りや商店街など、およそ20か所でひなもんが飾られます。

会場のひとつ、「中尾邸」では1年かけて5人で作ったひなもんに加え今年の干支へびのひな人形も販売しています。

ひなもん制作者・濵崎利江子さん
「このひなもんまつりで町が活性化してくれたらなという思いで作っています」

訪れた人は、雪景色のなか揺れるひなもんを写真に収めていました。

毎年訪れている人は
「今朝も5時に起きて撮りに来ました」「今年は雪が降って一段ときれいです、ひなもんがね」

ひなもんまつりは2月11日まで開催されています。