SNS型ロマンス詐欺の被害を未然に防いだとして、宮崎市の銀行員に警察から感謝状が贈られました。
宮崎南警察署から感謝状が贈られたのは、宮崎市田野町の宮崎太陽銀行田野出張所に務める中村方門さん(63歳)です。
中村さんは、去年12月、銀行に訪れた60代の男性から「彼女から投資を勧められ、外貨投資をしている。運用資金を払い出すために手数料がかかる」などと尋ねられた際、詐欺の可能性が高いと判断。
警察に通報するなどして被害を未然に防ぎました。
警察によりますと、この男性は、SNSで台湾に住んでいるという女性とおよそ1か月間やりとりする中で投資話をもちかけられ、現金およそ30万円を振り込もうとしていたということです。
(宮崎太陽銀行田野出張所 中村方門 副長)
「皆さんに声かけさせていただいて、そういう注意喚起しながら、コミュニケーションとりながら、特殊詐欺などの未然防止に努力してまいりたい」
県内では、去年、SNS型ロマンス詐欺の被害が20件確認され、被害総額はおよそ2億2800万円に上っています。














