福島県内はこの冬一番の寒気が流れ込み、5日から会津を中心に雪が降り続いています。ピークは超えたと見られていますが、引き続き、大雪に注意・警戒が必要です。
小枝佳祐記者「会津若松市では、車が雪に埋まってしまうほどの雪が降っていて、住民たちは朝から除雪作業に追われています」
強い冬型の気圧配置が続き、今季一番の寒気が流れ込んでいる影響で、県内では5日から会津を中心に雪が降り続いています。午前10時現在の積雪は、只見で263センチ、金山205センチ、猪苗代120センチ、会津若松で79センチなどとなっています。
高齢者の割合が60.8%と県内で最も高い金山町では、午前1時までの24時間に65センチの降雪量を観測し、全国で最も多くなりました。除雪車も稼働しているものの、除雪が追いつかず、町民は「自分たちでやるしかなく大変だ」と話していました。
▼7日午前6時までの24時間に予想される降雪量 ※いずれも多いところ
会津山沿い 70センチ
会津平地 50センチ
中通り山沿い 30センチ
中通り平地 20センチ
福島市でも、最大9センチの積雪が観測されました。6日朝の福島駅前は、通勤や通学のため、バスを待つ人で混雑しました。
市内の高校生「朝起きたら結構積もっていて驚いた」
市内の高校生「道路が混むので、遅刻するかなという心配はある」
この大雪のため、JRは、磐越西線の磐梯熱海と会津若松、喜多方と新潟県の津川の間で終日運転見合わせるなど交通にも影響が出ています。
一方、5日から通行止めとなっていた磐越自動車道と国道49号の一部区間は午前6時に通行止めが解除されました。














